<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 【VD感想】『PERFECT BLUE』/空想科学研究所(SFL) : main : 『Brudeid-誓の黙示録-』 前編公開+。・*。 >>
Brudeid-誓の黙示録- の話

 

VD感想どころかそれ以外のこともまた書かなくなってましたね……

 

どうもこんにちは、奈緒弥です。

今回は本日公開したてほやほや(?)の作品、『Brudeid-誓の黙示録-』についてちょこっとだけ書こうと思います。

 

 

 

 

この作品、実は前作『Ciere〜優しい魔女のはなし〜』とほぼ同時期に制作してました。

作風が真逆すぎて自分でもちょっとすごいなと思いつつ(笑)

やっとお披露目できてうれしいです。

 

ゴシック調な感じとか、大好きなんですけど意外とほとんどやったことがなかったなーと思い、

原点回帰の意味も込めて制作しました。

 

何故原点回帰なのかと言いますと、

私がはじめてボイスドラマのオリジナル作品として書いた

『Wanted.』という作品があるのですが、その作品の関連作品だからです。

(それ以前にもボイスドラマは制作していたのですが、当時制作していた小説の番外編や外伝とかだったので……)

『Wanted.』は現在公開終了しているので、ざっくりあらすじを説明すると、

 

――人は誰しも、心の中に「悪魔」を潜ませている。

  人に憑りつき、悪事を働く存在がいた。

  とある男は、その存在を「悪魔」と名付ける……。

 

主人公の月瀬莉恩(ツキセ リオ)は、中学生の頃、母親を突然の自殺で亡くす。

その葬式などで忙しい日々を過ごし、ようやく落ち着いた頃、久方ぶりに父と散歩していた。

そのとき、突然背後から駆け寄ってきた男が父親を突き刺し、殺害してしまう。

怯える莉恩は、その男の身体のまわりに「紫のモヤ」が見えることに気づく。

……彼女は幼いころから、犯罪者などの悪事を働いた人間のまわりに「紫のモヤ」が見えていた。

目の前の男も、やはり悪人だからモヤが見えるのだろうか?

そう考えていた莉恩の耳に、突然銃声が聞こえる。

そして目の前の男は突然生気が抜けたかのように意識を失って倒れた。

何事かとあたりを見渡すと、現れたのは一人の少年。彼は銃を片手に、莉恩に問う。

「お前、紫のモヤが見えるのか?」

 

それから数年が経ち、莉恩は高校生になっていた。

いつものように学校へ行き、ホームルームの時間が訪れた時、突然の転校生がやってくる。

転校生は2人。一人は軟派そうに見える少年、流(リュウ)。

そしてもう一人、……あの時、銃を片手に現れた少年。名前は、稜(リョウ)。

彼らは莉恩に接触してきて、言う。

「お前を連れていきたい場所がある。」と。

 

莉恩が連れてこられたのは、彼らが所属するという「Wanted.」(ウォンテッド)という組織だった。

そこのボスである「長井」という男と対峙した彼女は、

 人に憑りついて悪事を働かせる存在……「悪魔」がいること

 「Wanted.」が「悪魔」を殲滅するためにたてられた組織であること

 そして彼女が幼いころから見えていた紫のモヤは、その人間が「悪魔」に憑りつかれている証拠であり、

 更にそれが見えるのは現時点では莉恩だけであること

を知る。

長井は「Wanted.に入らないか?」と彼女を誘う。

莉恩は、「自分が役に立つのなら」とその誘いに乗る。

 

こうして「Wanted.」に所属した莉恩は、メンバーである稜、流、

そして瑞樹(ミズキ)、柚樹(ユズキ)という双子の少女たちと共に悪魔を殲滅していくうちに、

自分自身の「真実」を知ることになる……。

 

……ざっくりと言いつつかなり長くなってしまいましたが、だいたいこんなお話です。

『Wanted.』には「悪魔の宴」と「眠り姫」という2つの作品があって、上記のあらすじは「悪魔の宴」のほうです。

「眠り姫」は「悪魔の宴」の続編で、上記に登場する「流」というキャラクターの過去に関わってくるものでした。

まだまだボイスドラマ制作になれていなくて(なんといっても9年前の作品……)、かなり拙いシナリオではあったのですが、

硝子シリーズと同じくらい思い入れのある大好きな作品です。

 

この『Wanted.』の世界観を使おうと思いました。

と言っても、「眠り姫」の時点で「悪魔」という存在とのいざこざはほぼ解決させてしまったので、

同じような話にはせず、「悪魔」をまた違う形で描けばいいのではないだろうかと思い、

『Brudeid』の構想ができあがっていきました。

最初は『Wanted.』とは関係のないもっととんでもない年齢制限つくレベルのえげつないグロテスクな話にしようと思ったのですが、

私の学生最後の作品ということもあって、せっかくなら原点回帰しよう、と思ってこの路線になりました。

 

今回、『Brudeid』には「悪魔」は直接登場しません。

ですが、その役割はざっくりとではありますが一応説明してあります。分かり辛いですが……

作品完成後に設定資料集を公開する予定なので、その時にでも詳しくお話します。

 

また、『Brudeid』は『Wanted.』だけでなく、その他の私の作品のセルフオマージュもたくさんいれてみました。

公開終了している企画分が多いので多分誰にも伝わらない自己満足ですが(笑)

作品のあらすじに登場する「誓い」というワードは、公開終了している『唄。―Song Of Oath―』という作品からもってきました。

唄。については尋常じゃないほど色々な想いがあるので、いつかどこかでお話出来たらなと思っているのですが……

実は現在公開している作品『ちょうむすび』はこの『唄。……』と同一の世界の中のお話だったりします。

 

 

……一体何の話をしているんだって感じになってしまいました。

とにかく『Brudeid』は原点回帰を目指し、いろいろな想いをこめて制作しました。

いつも以上にボイスドラマに向いて無くて(笑)、いつも以上に分かり辛いのですが

演者さま方の演技がものすごくて、迫力があるので楽しんで聴いていただければ嬉しいです。

ちなみにタイトルはドイツ語のとある単語2つを組み合わせた造語です。

意味は……作品が完成した後に。

今作のまだ誰にも明かしていない(はずの)テーマも完成後に……

 

ホラーとかグロテスクとか、注意書きしていますが、多分そんなに怖くもグロくもないはずです。

……多分

それから、普段ボーイズラブ書くことが多いので、正直ちょっと危うい空気はあるのですが、

一応ボーイズラブじゃないです

でも音声聴いてたら、キスしそうなシーンとかそのままアレな感じになりそうなシーンとかが結構あって、

なんかBLじゃない!って断言できない辛さを感じました……普段BL書いてるとやっぱにじみ出るものありますね……まあその……その辺も完成後に言い訳します

 

あと三兄弟が大好きなので、三兄弟を書けて楽しかったです。

ちなみに今回ひどい目に合うのは少年よりは青年のほうです。少年はむしろ割と……報われ……る……かも……?

 

 

ではでは、今回はこれで

作品公開を楽しみにしていただければ嬉しいです。

: ボイスドラマ : 23:59 : comments(0) :